水密・気密ファスナーは、宇宙服をはじめ、化学防護服、ダイビングスーツ、サバイバルスーツ等の、防護服類の他、輸送コンテナ用のカバー類、その他、気密性保持を必要とするエアーロックなど、幅広い分野で高い評価を受けている、新時代のファスナーです。独自のスライダーにより、2本のテープ部の内エレメントが組み合わされる際に、弾力性のあるテープ部が、外エレメントとの間で圧縮され、2重の完全気密状態を形成。従来のファスナーの柔軟性と操作性を保ちながら、液体、空気、ガス、水蒸気、埃、光などの、外部からの影響を最小限に押さえます。
金属ファスナー
“PROSEAL”(“プロシール”)

用途
- カバー類
-
- 航空機エンジン
- 発電装置
- 電気器具
- 機械工具
- 飛行機
- パラシュート
- 穀物サイロ
- 生物
- 運送用コンテナ
- 防護服
-
- 宇宙服
- ダイビングスーツ
- イマ-ションスーツ
- 潜水艦用脱出服
- 減圧服
- 危険防止スーツ
- 汚染防止スーツ
- 放射能防止服
- ウインドサーフィン用簡易スーツ
- その他
-
- 気密性保持を必要とする構造物
- エアーロック
- 救命用いかだ
- 救命具
- 船舶用備品
- ハッチカバー
- 汚染物廃棄袋
- 隔離用ベッド
- ガス漏れ防止用ドア
- テント
- ホーバークラフトのスカート部分
- 飛行船
- 屋根用シート
サイズ展開
| サイズ | チェーンタイプ | 区分 | テープ | スライダー |
|---|---|---|---|---|
| 4 | TZN | 止/開 | PVC/CR | AFHR2 |
| 8 | TZN | 止/開 | PVC/CR/PU | AFHR2 |
※テープはPVC、CR、PUの3種類。
色はPVC:580(黒)、841(オフ白) CR:580(黒) PU:580(黒)
構造
- ファスナーの構造
-
- 4TZN 8TZN 2点構成

-
- 12TZN 3点構成

スライダーにより2本のテープ部のインナーエレメントが組み合わされる際に弾力性のあるテープ部が、アウターエレメントとの間で圧縮され2重の完全気密状態を形成します。
- テープの構造
-
- テープの構造

テープ部はポリエステル基布にクロロプレン、または塩化ビニールが表裏に約1:3の割合でコーティングされています。
材質
| エレメント部 | 洋白(銅62% ニッケル14% 亜鉛24%) |
|---|---|
| スライダー | アルミブロンズ |
| テープ | PVC(塩化ビニール) CR(クロロプレン合成ゴム) PU(ポリウレタン)8TZのみ |
※CRはウェルダー加工不可。
PVCは塩化ビニールの特性上、経時変化を伴って、気密度は徐々になくなっていきます。
品質特性
| サイズ | 4TZN PVC |
4TZN CR |
8TZN PVC/PU |
8TZN CR |
12TZN CR |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| チェーン幅(mm) | 5.2 | 5.2 | 6.95 | 7.0 | 10.3 | |
| チェーン全幅(mm) | 64.0 | 64.0 | 70.0 | 70.0 | 97.0 | |
| チェーン横引強度(kgf) | 30以上 | 30以上 | 50以上 | 50以上 | 100以上 | ● |
| 上止引裂強度(W-SEAL)(kgf) | 30以上 | 30以上 | 30以上 | 35以上 | 50以上 | ● |
| 上止縦引強度(S-SEAL)(kgf) | 20以上 | 20以上 | 35以上 | 35以上 | 35以上 | ● |
| 下止引裂強度(kgf) | 30以上 | 30以上 | 35以上 | 35以上 | 50以上 | ● |
| 気密度(kgf/cm2) | 0.2以上 | 0.3以上 | 0.3以上 | 0.7以上 | 1.0以上 | |
| 水深 (m) | 2 | 3 | 3 | 7 | 10 |
(●)強度測定方法はJIS-S3015に基づく
- 気密度試験方法

商品を長さ、仕様に合わせゴムプレス台上にセットし、水を溜め所定の測定圧をかける。
| 4TZN PVC |
4TZN CR |
8TZN PVC/PU |
8TZN CR |
12TZN CR |
|---|---|---|---|---|
| 0.2kgf/cm2 | 0.3kgf/cm2 | 0.3kgf/cm2 | 0.7kgf/cm2 | 1.0kgf/cm2 |
合格基準:15秒以上全く泡がでない場合、合格とする。(目視により判定)
ご注意
- 使用上のご注意
-
- ファスナーを開閉する前にエレメント部内側、外側についている附着物(砂・泥等)を水またはブラシ等できれいに取り除いてください。気密性の低下やファスナーの破損の恐れがあります。
- ファスナーを開閉するときはファスナーに沿ってスライダーが走るようご確認ください。また、閉じる時はゆっくりスライダーの引き紐を引いてください。斜め方向に引くとエレメントのかみ合いが悪くなり気密性の低下やファスナーの破損の恐れがあります。
- ファスナーが背面部あるいは側面部に付いている場合、他の人に開閉してもらうよう心がけてください。
- 下着等生地がファスナーにはさまったり、途中で重くなったり動かなくなった時は、スライダーを開ける方向に少し戻し、引っ掛かっている場所を確認し、異物を除去してからゆっくりと閉めてください。
- スーツを使用する際は、下着を身につけてください。
- 気密性保持のため、スライダーを先端にキッチリと密着するまで閉じてご使用ください。
- TZ PVCのみの使用上のご注意
-
- 水温が10℃以下のところでは使用しないでください。PVCが硬化し、曲げや折れにより気密性が低下します。
- PVC テープ製品は塩化ビニールの特性上、経時変化を伴って気密度は徐々に無くなっていきます。テープ素材が、PVC(塩化ビニール)の商品について、他の素材 (PVC、合成皮革等)との長時間にわたる接触や、保管の状態により、素材の可塑剤、接着剤、油剤等と反応し、素材に色移り現象(移染)が発生する恐れがあります。製品の間に合紙をはさむなどして、保管状態にご注意ください。
- 保管上のご注意
-
- 使用した後は内側・外側のファスナーを真水等で洗い、附着物をブラシ等で取り除いてください。
- ○印内側とエレメントにはパラフィン等をつけ2回慎重に開閉してください。
- ファスナーを開けた状態で保管してください。その際ファスナーが折れ曲がらないようにご注意ください。
- ファスナー部に重い物をのせたりしないでください。

※商品の色、サイズは写真と異なる場合がございます
- 金属ファスナーの豆知識
- 金属ファスナーを扱う上でご注意いただきたいことなどの情報を掲載しています。
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