ファスナーのよくあるご質問|YKKファスニングサポート

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ファスナーのよくあるご質問

ファスナーをご利用いただいているお客様からよくあるご質問と答えを掲載しています。

  1. 壊れたファスナーを修理してくれるところはありますか?
  2. ファスナーの購入先を教えてください。
  3. 逆開ファスナーの左右がずれ、きれいに閉まらなくなりました。なおりますか?

選び方

Q:厚手の生地に使えるファスナーは?
A:

厚手の生地に使用する際は№4以上のファスナーをご使用ください。

Q:ベビー用品にファスナーを使用する際の注意点を教えてください。
A:

ベビー用品向けに樹脂製上止等の特殊製品がございますので営業担当にお問い合わせください。

Q:検針機対応ファスナーを使用しましたが、検針機に反応してしまいます。
A:

検針機のセンサー内は、エリアによって感度差があるため、ファスナーが感度の高いエリアを通過すると検針機が反応する場合があります。
感度差の発生は検針機の機種、使用年数やメンテナンスの状況によって異なります。お使いの検針機の特性をご確認の上で、感度の安定したエリアをファスナーが通過するように検針作業をしてください。

Q:防水性、または止水性(生活防水)の機能をもったファスナーはありますか?
A:

防水機能、使用用途などによって以下の商品をご用意しています。

  • 水密気密ファスナー(4TZ、8TZ):ドライスーツ、防護服、救命ボートなど
  • 簡易防水(水面などで使用する場合)(5VFWN、10VFWB):サーファージャケットなど
  • 止水ファスナー:衣料、鞄、テントなど
  • 生活防水(撥水処理ファスナー):テント、雨衣、パーカージャケットなど

また、産業資材用として利用される場合は使い方、使う個所、取り付け方法など、使用条件によって異なりますので、弊社までお問い合わせください。

Q:ファスナーの購入先を教えてください。
A:

ファスナーは種類が多く、またカラーや長さなど流行によっても変化しますので、基本的には注文(受注)生産でご提供しています。最寄りの手芸店などでご希望の商品がない場合は、弊社までお問い合わせください。

Q:外衣のフロントには、どのような機能のスライダーを使用したらよいですか?
A:

フロントにはオートマチックスライダーをお使いください(CAスライダーやZAスライダーで引手のバリエーションも増やせます)。ノッチロック(肩止め)スライダーを外衣のフロントに使用しますと、スライダーが下がりますのでご注意ください。

Q:アンチニッケル対応のファスナーはありますか?
A:

EN1811、およびEN12472に適合したアンチニッケル仕様のファスナーはさまざまな種類があります。詳しくは弊社までお問い合わせください。

Q:“エフロン”でオープンタイプはありますか?
A:

申し訳ございませんが、オープン・逆開製品はありません。コイル状の細いファスナーをご希望の場合は3CFをおすすめします。

Q:ファスナーのテープ部分が豹柄や縞模様になっているものはありますか?
A:

“プリファ”があります。これはコイルファスナーやビスロンのテープとエレメントにインクジェットプリントで模様を入れることのできる商品です。

Q:難燃・耐熱仕様のファスナーはありますか?
A:

YKK難燃仕様ファスナーは、

  • FMVSS 302(米国連邦自動車安全基準)をクリアした難燃剤塗布のコイルファスナー(樹脂):3CF,45CF,5CNF
    …車輌分野向け
  • FAA-25-853(b)(米国連邦航空管理規定)をクリアしたコーネックス(R)テープ使用の金属ファスナー:5RG、5RGK、5RN、10MA、10MG、10MGK、10MN
    …レーシングスーツ、フライトジャケット向け

の2種類があります。
特殊加工品のため、詳しくは弊社までお問い合わせください。
※コーネックス(R)は帝人株式会社の登録商標です。

Q:環境にやさしいファスナーはありますか?
A:

YKK(株)には“ナチュロン”というリサイクル用ファスナーや、分解性樹脂を使用した環境配慮型分解ファスナーがあります。

Q:YKKファスナーの本物と偽物の区別方法を教えてください。
A:

弊社では真贋判定を行い、書面で真贋判定書を発行しております。メーカー様などでお取り扱いのYKK製品に不審な点がありましたら、弊社までお問い合わせください。
なお、真贋判定は大変微妙な問題を含んでおり、区別の方法が偽物業者にわかると、その部分を修正してまた偽物を作るという事態に陥ってしまいます。そのため区別方法を開示することはいたしかねますこと、ご理解ください。

各種加工

Q:洗い加工をしても問題ありませんか?
A:

各種後加工には強度面で優位なYGタイプ+GSタイプスライダーのファスナーをお勧めします。エレメントカラーの中でもGK、GKB,GTH,GDSは特にご注意ください。DAタイプのスライダーはカバー内に薬品が残留しやすく、腐食の原因となります。
加工後は薬品の残留による二次被害を防ぐためにも中和、すすぎを十分に行い、速やかに乾燥してください。
加工の際には必ず事前テストを行い、適正をご確認の上ご使用ください。

Q:形状安定加工をしても問題ありませんか?
A:

各種後加工には強度面で優位なYGタイプ+GSタイプスライダーのファスナーをお勧めします。エレメントカラーの中でもGK、GKB,GTH,GDSは特にご注意ください。DAタイプのスライダーはカバー内に薬品が残留しやすく、腐食の原因となります。
加工後は薬品の残留による二次被害を防ぐためにも中和、すすぎを十分に行い、速やかに乾燥してください。
加工の際には必ず事前テストを行い、適正をご確認の上ご使用ください。

Q:バイオ加工をしても問題ありませんか?
A:

各種後加工には強度面で優位なYGタイプ+GSタイプスライダーのファスナーをお勧めします。エレメントカラーの中でもGK、GKB,GTH,GDSは特にご注意ください。DAタイプのスライダーはカバー内に薬品が残留しやすく、腐食の原因となります。
加工後は薬品の残留による二次被害を防ぐためにも中和、すすぎを十分に行い、速やかに乾燥してください。
加工の際には必ず事前テストを行い、適正をご確認の上ご使用ください。

Q:綿テープファスナーは製品染めができますか?
A:

綿テープファスナーは袋物のウエルダー加工用に開発されたもので、後染め用ではありません。また、ファスナーは複合素材(繊維+金属+樹脂)でできておりますので、後染めには適していません。
強いてあげれば、ジーンズ(ズボン)用には3YGR、4YG、5YGのCPテープ(綿とポリエステルの交織テープ)GSまたはGAスライダー付があります。しかし環境(染料、助剤、温度、湿度など)によってはスライダー、エレメントなどが変色、腐食する場合がありますので、ご注意ください。表面処理商品 (GKB、GK、THなど)やアルミ製品は、移染や務歯(ムシ)痩せなどを起こし事故品となりますので、絶対に後染めとして使用しないでください。

使用例(縫い方・つけ方)

Q:検針機対応ファスナーを使用しましたが、検針機に反応してしまいます。
A:

検針機のセンサー内は、エリアによって感度差があるため、ファスナーが感度の高いエリアを通過すると検針機が反応する場合があります。
感度差の発生は検針機の機種、使用年数やメンテナンスの状況によって異なります。お使いの検針機の特性をご確認の上で、感度の安定したエリアをファスナーが通過するように検針作業をしてください。

Q:各種アンティーク調ファスナーを使用する際の注意を教えてください。
A:

染色や仕上げ加工で、生地布や材料に酸性物質、酸化剤などが残留する場合、化学変化により生地との接触部を汚すことがあります。素材、生地布は処理後の洗浄・乾燥を十分に行なったものをご使用ください。

Q:かぶせのあるデザインでファスナーを取り付ける際の注意点を教えてください。
A:

縫製時にスライダーの通る幅を確保し、スライダーがスムーズに動くことを確認してください。

Q:“コンシール”の縫い方がよくわかりません。
A:

“コンシール”を取り付ける場合は、専用のミシンフット(押さえ金)と通常のコンシール用ミシンガイドを、縫う場所によって使い分けて縫製します。専用コンシール用ミシンガイドは手芸店などで取り扱っていますが、YKK純正部品をご使用ください。

保管

Q:テープ部分の染料は色落ち・色移りしませんか?
A:

通常の家庭洗濯では色落ちすることはありません。ただし塩化ビニール、合成皮革、樹脂コーティング布地などに含まれている可塑材、接着剤、油剤との反応で、移染現象が生じることがあります。保管の際には製品の間に合紙をはさむなどご注意ください。

Q:ファスナーを輪ゴムで束ねて保管しても問題ありませんか?
A:

長期の保管の際には、輪ゴムのご使用は避けてください。輪ゴムに含まれる硫化物によって金属部が変色する恐れがあります。

Q:釣り用品やアウトドア用品を保管する際の注意点を教えてください。
A:

海水で濡れたり、潮風に当たったら、水道水で良く洗いましょう。また、濡れたままではサビや変色の原因になりますので、十分乾燥させてください。

修理方法(破損・不具合)

Q:当て布をせずにアイロン掛けしたところ、エレメントが溶けてしまいました。
A:

目安として、下記の耐熱温度をご確認のうえ、当て布をしてからアイロンを掛けてください。

  • “コンシール”=160℃
  • “フラットニット”=150℃
  • “ビスロン”=130℃
  • “コイルファスナー”=160℃
Q:鞄のファスナーが閉まらなくなりました。スライダーの後ろ部分を下に押しつけるように引けば正常に動作するようです。簡単な修理方法はありますか?
A:

原因はスライダーの内部の磨耗と思われます。
ファスナーを閉める機能は、スライダーの下部(狭くなっているところ)の内径の寸法で決まります。この内径寸法の磨耗により、締め付ける力が弱くなったため、閉まったり閉まらなかったりという現象が起きていると思われます。
簡単な修理としては、ペンチなどでスライダー下部を上下に軽く締めてください(閉めすぎると動かなくなるのでご注意ください)。
ただし、仮修理の後さらに磨耗が進むと同じような現象がまた起きます。その時は本格修理が必要となりますので、弊社までお問い合わせください。

Q:スラックス(またはスカート)をクリーニングに出したら、ファスナーが非常に硬くなりました。なんとか閉めても、スライダーはそのままでファスナーが全部開いてしまいます。どうしたらよいですか?
A:

洗濯、特にドライクリーニングなどで、ファスナーの潤滑剤が取れてしまうと、開閉が重くなる場合があります。そのような場合は、洗濯上がりの際、エレメントにロウソクのロウなどの潤滑剤を塗ってからお使いください。
このケースでは、開閉の際スムーズに動かなかったことから、組み合わせが1対1に噛み合わず、1対2などになったため、そこの部分の強度が落ちて、動いた時の負荷でパンクに至ったものと思われます。この場合でも、スライダーを最下部まで下げて1対1に組み合っていることを確認したうえで閉じると元に戻ります。

Q:アイロンプレス仕上げでパラフィンが溶け、生地布にシミがついてしまいました。
A:

ファスナーのエレメント部には摺動性を良くするために、パラフィン仕上が施されています。ファスナーに直接当る部分に合紙または布を挟み、アイロンプレス仕上げをしてください。

Q:縫製針で金属の上止(または下止)を突いたため、上止(または下止)に変形や傷が発生してしまいました。
A:

縫製時は針がファスナーの金属部分に当たらないようにご注意ください。折れ針の原因にもなります。

Q:縫製後にファスナーのテープがほつれてきてしまいました。
A:

ロックミシンによってファスナーのテープが切られた可能性があります。ファスナーテープは織物であり、テープのふちを切るとほつれてしまいますので、ご注意ください。

Q:アルミ製ファスナーの作業ズボンを工業洗濯に出したところ、ファスナーが破損してしまいました。
A:

YKK ファスナー用のアルミ合金は、強度・加工性・耐磨耗性・耐食性に優れたアルミ・マグネシウム合金(56S)を採用しているため、通常の使用では問題がありません。しかし強酸、強アルカリ、漂白剤に対しては務歯(ムシ)痩せ現象を起こし、ファスナーが破損します。洗濯の際には過度、高濃度の洗剤や漂白剤のご使用にご注意ください。
なおアルミ製ファスナーが嫌う薬品には塩酸などの強酸、水酸化ナトリウムや脱脂剤などの強アルカリ、次亜塩素酸ソーダなどの漂白剤等があります

Q:ブルゾンの開具の破損はなおりますか?
A:

破損の状態によって、開具の修理可能なものと、ファスナーの付け替えが必要なものがあります。また開具の付け替えが可能な場合でも、専用の機械が必要です。詳しくは弊社までお問い合わせください。

Q:壊れたファスナーを修理してくれるところはありますか?
A:

YKKファスニングプロダクツ販売㈱では、YKKグループの商品に限って補修のサービスを行っておりますが、縫製を要する修理は承っておりません。故障の具合や商品によっては補修が不可能な場合もあります。修理の可否に関わらず、往復送料をご負担頂きます。

補修不可事例

  • 金属ファスナー 務歯取れ
    金属ファスナー 務歯取れのイメージ

    務歯(噛み合って開閉する部分)がテープから外れた

  • 3CF 開具破損
    3CF 開具破損のイメージ

    3号のコイルファスナーの箱、蝶棒が破損した

  • コイルファスナー 縫工糸切れ
    コイルファスナー 縫工糸切れのイメージ

    務歯をテープに縫い付けている糸が切れた

  • テープ切れ
    テープ切れのイメージ

    ファスナーのテープが切れた

  • コイルファスナー 務歯破損
    コイルファスナー 務歯破損のイメージ

    務歯が破損した

補修不可商品

  • ”アクアシール”
    ”アクアシール”のイメージ

    ウェットスーツ等に使用されています

  • ”プロシール”
    ”プロシール”のイメージ

    ドライスーツ等に使用されています

  • ”コンシール”
    ”コンシール”のイメージ

    ワンピース等に使用されています

Q:ファスナーがかみ合わなくなりました。どうしたらよいでしょうか?
A:

エレメントにダメージがない場合、スライダー内部の磨耗によることが考えられます。その場合スライダーを新しい物に交換をすれば直りますが、技術を必要としますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

Q:ファスナーの縫いなおしはどこでやればよいですか?
A:

申し訳ございませんが、弊社では縫いなおしの修理はできません。お近くのリフォーム店等にご相談ください。

Q:生地がスライダーにくい込んで動かなくなりました。どうしたらよいでしょうか?
A:

逆方向(開けようとしていた時は閉める方向に、閉めようとしていた時は開ける方向に)にゆっくりと戻して、くい込んだ生地をスライダーから外すようにしてください。

Q:クリーニングに出したところ、ファスナーが壊れました。
A:

クリーニングのプレスの際にスライダー部分が潰れたものと思われます。

Q:引手が取れてしまいました。引手だけ購入することはできますか?教えてください。
A:

スライダーは基本的に引手のみを交換できる構造になっていないため、スライダー本体の交換が必要です。詳しくは弊社までお問い合わせください。

Q:スライダーが錆びてしまいました。
A:

金属製のスライダーは、湿気や海水、酸などに影響されやすく、保管状態によっては錆びることがあります。特にウェットスーツなどのマリン関係の商品は、海水の残留塩素でダメージを受けますので、ご使用後は必ず真水で洗い流し、よく乾燥させて風通しのよい場所に保管してください。一度錆びてしまったスライダーはなおすことができないため、スライダー自体を交換しなければなりません。詳しくは弊社までお問い合わせください。

Q:金属ファスナーの銅合金製のエレメントが黒く変色してしまいました。
A:

銅合金が酸化し、黒く変色するのは銅そのものが持つ性質です。ポリ袋やダンボールでの密閉を避け、通気性をよくして、湿気を帯びないようにしてください。
生地布や材料に、酸性物質・酸化剤等が残留している場合は、ファスナーの金属部分に反応して変色を起こしやすくなりますのでご注意ください。
耐食性が懸念される特殊な場合には、“エクセラ”(一部商品を除く)、“エバーブライト”をご使用ください。

Q:皮ジャンバーの金属ファスナーの箱がとれてしまいました。修理はできますか?
A:

“YKK”製のファスナーであれば破損の度合いによって修理可能です。しかし“YKK”のロゴが入っていても偽物である場合は修理できません。

Q:金属ファスナーのエレメントが錆びてしまいました。修理はできますか?
A:

申し訳ございませんが、修復できません。ファスナーの取り替え(縫い直し)が必要です。

Q:逆開ファスナーの左右がずれ、きれいに閉まらなくなりました。なおりますか?
A:

逆開ファスナーの操作時の組み合わせの不具合と思われます。無理に操作するとファスナーを壊してしまいますので、弊社までお問い合わせください。
逆開ファスナーの操作方法については「オープンファスナーの使い方」をご覧ください。

Q:“コンシール”のスライダーが壊れてしまいました。修理はできますか?
A:

申し訳ございませんが、修理できません。“コンシール”はスライダー交換できないため、縫い直しが必要です。

Q:ガソリンスタンドのユニフォームのファスナーのエレメントが、気がつかないうちになくなっていました。
A:

車のバッテリー液が生地に付いて染み込み、エレメントが冒され取れることがあります。 バッテリー液が付いたら、すぐに洗剤でよく洗ってください。 エレメントが取れたファスナーは交換する以外にありません。

Q:ジャケットのファスナーがゆるく、すぐに開いてしまいますが、どうしたらよいですか?
A:

「ファスナーがゆるく」の場合、次のどの現象にあたりますか?

  1. スライダーを閉めるように動かしても閉まらない(または後ろから開いてくる)。
  2. スライダーにストッパー(ロック機能)がないため、動作で自然に開いてくる。
  3. その他

通常、スライダーが壊れていなければ、

  1. 着用後(長期間)の衣料のファスナーが開く場合は1の現象が多く、スライダーの内部の磨耗により、締めつける力が弱くなったためと思われます。新しいスライダーに交換すれば直る場合が多いです。
  2. 販売前の衣料のファスナーが開いてしまう場合は2の現象で、ロック機能がついていないスライダーを使用している場合が多いです。この場合はオートロックスライダーに交換してください。
  3. その他の場合は弊社までお問い合わせください。
Q::“コンシール”が開閉できなくなった。
A:

スライダーを傾けて引き上げますと、エレメントが変形してかみ合い不良が起き、更に強引に引き上げを行うことでエレメントが破損して開閉不能となります。ファスナーを閉じる際にはボタン・ホックを止めてから、スライダーが傾かないようエレメントに沿って引き上げを行ってください。
ファスナーの構造上生地厚が変化する部分では特に操作が難しいため、生地厚が変化する部分へコンシールのご使用はお止めください。

環境負荷物質

Q:有害鉛は含まれていますか?
A:

 YKKファスニング商品の材料及び製造工程において鉛の意図的使用はございません。

 ※但し、金属ファスナー材料、ファスナー金属部品及びスライダーの原材料中に避けきれない不純物として微量含まれています。その量はYKK安全宣言(90ppm未満)および米国消費者製品安全性改善法CPSIA(Consumer Product Safety   Improvement Act of 2008)基準値を下回っています。

洗濯・お手入れ

Q:当て布をせずにアイロン掛けしたところ、エレメントが溶けてしまいました。
A:

目安として、下記の耐熱温度をご確認のうえ、当て布をしてからアイロンを掛けてください。

  • “コンシール”=160℃
  • “フラットニット”=150℃
  • “ビスロン”=130℃
  • “コイルファスナー”=160℃
Q:鞄のファスナーが閉まらなくなりました。スライダーの後ろ部分を下に押しつけるように引けば正常に動作するようです。簡単な修理方法はありますか?
A:

原因はスライダーの内部の磨耗と思われます。
ファスナーを閉める機能は、スライダーの下部(狭くなっているところ)の内径の寸法で決まります。この内径寸法の磨耗により、締め付ける力が弱くなったため、閉まったり閉まらなかったりという現象が起きていると思われます。
簡単な修理としては、ペンチなどでスライダー下部を上下に軽く締めてください(閉めすぎると動かなくなるのでご注意ください)。
ただし、仮修理の後さらに磨耗が進むと同じような現象がまた起きます。その時は本格修理が必要となりますので、弊社までお問い合わせください。

Q:スラックス(またはスカート)をクリーニングに出したら、ファスナーが非常に硬くなりました。なんとか閉めても、スライダーはそのままでファスナーが全部開いてしまいます。どうしたらよいですか?
A:

洗濯、特にドライクリーニングなどで、ファスナーの潤滑剤が取れてしまうと、開閉が重くなる場合があります。そのような場合は、洗濯上がりの際、エレメントにロウソクのロウなどの潤滑剤を塗ってからお使いください。
このケースでは、開閉の際スムーズに動かなかったことから、組み合わせが1対1に噛み合わず、1対2などになったため、そこの部分の強度が落ちて、動いた時の負荷でパンクに至ったものと思われます。この場合でも、スライダーを最下部まで下げて1対1に組み合っていることを確認したうえで閉じると元に戻ります。

Q:テープ部分の染料は色落ち・色移りしませんか?
A:

通常の家庭洗濯では色落ちすることはありません。ただし塩化ビニール、合成皮革、樹脂コーティング布地などに含まれている可塑材、接着剤、油剤との反応で、移染現象が生じることがあります。保管の際には製品の間に合紙をはさむなどご注意ください。

Q:アルミ製ファスナーの作業ズボンを工業洗濯に出したところ、ファスナーが破損してしまいました。
A:

YKK ファスナー用のアルミ合金は、強度・加工性・耐磨耗性・耐食性に優れたアルミ・マグネシウム合金(56S)を採用しているため、通常の使用では問題がありません。しかし強酸、強アルカリ、漂白剤に対しては務歯(ムシ)痩せ現象を起こし、ファスナーが破損します。洗濯の際には過度、高濃度の洗剤や漂白剤のご使用にご注意ください。
なおアルミ製ファスナーが嫌う薬品には塩酸などの強酸、水酸化ナトリウムや脱脂剤などの強アルカリ、次亜塩素酸ソーダなどの漂白剤等があります

Q:ファスナーの縫いなおしはどこでやればよいですか?
A:

申し訳ございませんが、弊社では縫いなおしの修理はできません。お近くのリフォーム店等にご相談ください。

Q:クリーニングしてしまっておいたズボンのファスナーが動きません。どうしたらよいでしょうか?
A:

ファスナーのスライダーの動きが重い原因は、スライダーの潰れなどもありますが、多くはクリーニングによってエレメント部の油分がなくなったためです。ファスナーは歯車の原理を利用して開閉していますので、潤滑剤がなくなると動きが重くなります。
ロウソクなどをエレメントの部分に塗り、数回開閉してなじませますと元の動きに戻ります。弊社ではファスナーメンテナンス用に“ファスナーメイト”(スプレー型潤滑剤)をご用意しております。お近くのホームセンターなどでお求めください。

Q:ファスナーの滑りが悪くなったときはどうすればよいでしょうか?
A:

ファスナーの滑りを良くするスプレー“ファスナーメイト”があります。また代用品としてロウソクのロウをエレメント部分に塗っても構いません。

Q:釣り用品やアウトドア用品を保管する際の注意点を教えてください。
A:

海水で濡れたり、潮風に当たったら、水道水で良く洗いましょう。また、濡れたままではサビや変色の原因になりますので、十分乾燥させてください。

その他

Q:ファスナーはどうやって作られるのですか?
A:

金属ファスナーは、金属エレメントをプレス成型しながらテープに取り付けて、スライダーを通します。
樹脂ファスナー(コイルファスナー)は、コイル状にした樹脂製のモノフィラメントをミシンでテープに縫い付けます。
“ビスロン”ファスナーは、樹脂をテープ上に射出成型して作ります。

Q:「ファスナー」と「チャック」と「ジッパー」の違いについて教えてください。
A:
  • ファスナー
    正式にはスライドファスナー(Slide Fastener)という英国式名称で一般名詞です。国際的にファスナー(Fastener)は「ネジ」なども締め付けるものをさします。
  • チャック
    英語のChuckとは関係なく、巾着(きんちゃく)をもじってできた日本の一般名詞です。戦前にチャック印で販売されたファスナーが丈夫で評判が良かったため、ファスナーをチャックと呼ぶようになりました。
  • ジッパー
    Zipper またはZip Fastenerと呼ばれ、もともと米国式の呼び方で一般名詞です。ジップはファスナーを閉めるときのシューッという擬音からきており、非常に早い音を表しています。これにer(物)をつけてZipperとして最もスピーディなものを表しています。今ではアメリカだけでなく広く世界に通用しています。
お問合せ先
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